レビュープラス様から献本いただき、
今回先行レビューを書かせていただきました。
・つぶやき進化論 日本語版出版記念キャンペーン 特設サイト – R+(レビュープラス)
さて本書、「つぶやき進化論」ということで。
「いま話題のTwitterを使いこなそう!」的な類書がはびこる中、
この本はどんなフォーカスを持っているのかと
わくわくしながら読み進めさせていただきました。
これは誰が読むべき本ですか?
…本文からだけでは、最初、対象読者がよくわからなかったのですが
読み進めていくと、
- 企業のマーケティング担当者
- パーソナルブランディングをしたい個人
が対象になるのかな、と思いました。(特に前者)
ざっくりと内容をマインドマップにしてみた
この本から読み取ったこと3つ
-
誰がなんといおうが、時代は確実に変化したんだから
売り込みには新しい方法が必要だよ!
→「ふつうの人」がソーシャルメディア を使い、
「ふつうの人」みんなが、経済を動かしていく
→クチコミのチカラ=ワード・オブ・マウス を活用
- つまり。企業でも個人でも、自らを「売り込む」にあたって
新しい方法=「ソーシャルメディア」の活用はもはや欠かせない。
- みんなのリアルタイムなステータスが顕わになってきているのを
上手に利用して情報収集&宣伝をすべし。
pinkmacの散文的な感想
わたしの個人的なバイアス満載の感想です。。。。
セマンティックウェブはどこへ行った?
本書の中で、こんな記載がありました。
P.22 「ソーシャルメディア化を目指すGoogle」
たとえば「チョコレート」とか「靴」のようなありふれた言葉で検索すると、誰
がやってもだいたい同じ結果になってしまう。だから、たとえ検索機能が向上しても、「ニュ
ーヨークでリブ・アイステーキのいちばんおいしい店」と入力して、すぐに探している店を見
つけることは、まだできないのだ。
わたしが大学院生だった2006年ころは、まだこれを検索エンジンとして実現しようという
研究の流れがあった記憶しているのですが、それを実装するよりも人力に頼ったほうが
効率的だという流れにシフトしたのかなぁ、なんてそこはかとなく思いを馳せました。
#裏づけ調査はしていませんごめんなさい
また、P.147 「セカンド」、「サード」オピニオンもソーシャルメディアで
の項にも示されているように、
「意思決定支援」を機械的に行うことも、 ソーシャルメディアで
生身の人間の意見を吸い上げ、集約し、検索することに置き換わって
いっているのだろうなぁと感じました。
ソーシャルメディアをソースとして、ナレッジマネジメントをしたら
まるで万能で究極なんでしょうかねー。そんなにうまくいくのかなー(遠い目)
「ガラスの家に住むこと」を100%肯定してもいいのか?
本書8章では、『 「みんなの経済」時代の消費者は「ガラスの家」に住む』と題して、
24時間365日をすべてあけっぴろげにすべし、隠そうとしてもどうせバレる
…という旨の記述を読み取りました。(読み違いはあるかもしれないですけれど)
わたし個人なんぞは、動画中継まではしてないまでも、既に「ガラスの家」住人クラスタですね。。
裏表作るのもメンドイというのもあって、「ガラスの家」住人肯定派です。
しかし、実際の使われ方を見ていると、
-
ソーシャルメディアの複数使い分け(twitter以外でもmixi,pixivなど)
- さらにその中でもアカウントの複数使い分け
は当たり前に行われていますね。
その思いとしては、
- 見せる範囲を特定したい(mixiは特にその機能をフィーチャーしてるソーシャルメディアやなと思います)
→特に「見せたくない人」が居る
→プライベートに仕事を持ち込みたくない!とかね。
- セルフイメージを保持したい
→例えばネガティブなツイートをするアカウントとポジティブなそれを使い分けるとかですねー。
愚痴つぶやきをすると、フォロワーさんが如実に減るのわかりますもの!!!
実はわたし自身も、身内公開用に鍵つきサブアカを作ろうと思っていたところです(笑)
- あんまり個人を特定できる情報を垂れ流すと、リアルに身の危険が生じるかもしれない!
というところがあると思います。
三点目は、考えてみれば確かに鳥肌なのですが、
あんまり考えないようにしているというのがわたしの正直な思いです。。
本書にそういう危険性への考慮って書かれていたでしたっけ(聞くな)
…もう一回読み直して来ます。。。
ハヤリに乗ればいいってもんじゃない
時代は変わって、ソーシャルメディアが日常に浸透して来たのは確かですね。
だからそれを使った広告宣伝、マーケティングの訴求および調査効果・精度が
向上しているのも同様に確かでしょう。
ただ、盲目的にそれを使えばいいってもんじゃないんですよね(笑顔)
ブロガーイベントやって、ブログに掲載してもらえれば「絶対に売れる!」ってものでもないでしょう。
Twitterをとりあえずやってみれば、興味を持つ人が増えるってわけでもないでしょう。
…ってわたしが言わなくてもそんなことわかりきってますよね。
この本の中で一番共感したポイント。
P.58 「コムキャスト」社のあっぱれな対応(※pinkmac要約)
ソーシャルメディアから、自社製品・サービスへの不満を吸い上げ、
改善・解決・対応を速やかに行う
- PDCAサイクルの1プロセスに、エゴサーチを入れることで
ユーザのナマの声を吸い上げ、ダイレクトに顧客満足度を上げることができる。
- 一番怖い「サイレント・コンプレーナー」 の声も吸い上げられる…かもしれない
そう、「製品なり、サービス を真摯に良くしよう」という姿勢があってこそ、
ソーシャルメディアの活用が活きるのですよね!
と勝手に思って、首を縦にブンブン振っていたわたくしでありました。
以上、長くなりましたが「つぶやき進化論 -140文字がGoogleを超える!」を読んで
pinkmacが考えたこと感じたことでした!